バイク用シューズの”新しいスタンダード”へ
近年、バイクウェアのカジュアル化は目覚ましいものがあります。ヘビーデューティーなレザージャケットやレーシングスーツだけでなく、普段着の延長で楽しめるような、機能性とデザイン性を両立させたギアがトレンドです。特にフットウェアは、バイクを降りた後も快適に過ごしたいというライダーの声に応える形で、スニーカーのようなライディングシューズが主流になりつつあります。
そんな中、多くのライダーから支持を集め、定番モデルとしての地位を確立しているのが、RSタイチの「RSS014 | DRYMASTER ブレイク シューズ」です。

今回は、このシューズがなぜこれほどまでに愛されているのか、その魅力と気になる点について、ネット上の評判から徹底的に読み解いていきましょう。
メリット3選
多くのユーザーレビューを参考にすると、RSS014の購入者が特に満足している点は以下の3つです。
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突然の雨にも安心の「DRYMASTER」防水性能 RSS014の最大の強みは、RSタイチ独自の防水透湿素材「DRYMASTER」による優れた防水性能です。急なゲリラ豪雨でも靴の中まで浸水する心配が少なく、雨の日でも安心してライディングを楽しめます。本格的なレインブーツに劣らない防水性でありながら、蒸れにくいという機能性も高く評価されています。
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街に溶け込むカジュアルなデザインと抜群の歩きやすさ ライディングシューズとは思えないほど、すっきりとしたカジュアルなデザインも人気の理由です。バイクを降りた後でも違和感なく街を歩くことができ、ツーリング先での散策やショッピングも快適。スニーカー感覚で履ける軽さと柔らかさで、バイク用シューズ特有のゴワつきや歩きにくさがない点が高く評価されています。
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さりげなく、しかし確実にライダーを守る安全性 カジュアルな見た目でありながら、ライダーの安全を考慮した設計も抜かりありません。シフト操作でシューズが傷むのを防ぐシフトガード、くるぶし部分には目立たないようにプロテクターを内蔵。安全性とデザイン性を高いレベルで両立させている点が、多くのユーザーから信頼を得ています。
デメリット3選
完璧なシューズは存在しません。RSS014にも、ユーザーが「ここはちょっと…」と感じる部分がいくつか見受けられます。
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夏場はやはり「蒸れ」が気になる 防水性と引き換えに、やはり通気性には限界があります。特に真夏の炎天下で長時間着用すると、足が蒸れて不快に感じることがあるようです。防水機能を重視するか、通気性を優先するか、季節や用途に合わせての使い分けが必要かもしれません。
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サイズ選びは慎重に!少し細身の設計 「普段の靴と同じサイズを選んだらキツかった」というレビューが散見されます。足幅が広い方や、厚手の靴下を履くことを想定する場合、0.5〜1cmほど大きめを選ぶのがおすすめです。購入前に試着できる場合は、必ず履き心地を確認するようにしましょう。
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着脱のわずらわしさ シューレース(靴紐)タイプのため、着脱にやや手間がかかります。ダイヤル式のBOAシステムなどに慣れている人にとっては、特にわずらわしさを感じるかもしれません。しかし、その分フィット感を細かく調整できるというメリットでもあります。
私見:多くのライダーが求めた“理想の形”
RSS014 | DRYMASTER ブレイク シューズは、まさに現代のライダーが求める「機能性」「安全性」「デザイン性」を高次元でバランスさせた、理想の形だと感じます。
バイクに乗るときはもちろん、降りてからも快適に過ごしたい。でも、安全だけは妥協したくない。そんなわがままな要望に、RSタイチはRSS014という一つの答えを示してくれました。
もちろん、夏場の蒸れや着脱の手間など、気になる点がないわけではありません。しかし、それらは防水性やフィット感といった、このシューズの大きなメリットと表裏一体の関係にあると言えるでしょう。
まとめ
「バイクに乗るときだけ履く」という従来の考え方を覆し、ライディングシーンだけでなく、日常のスタイルに自然と溶け込むRSS014。もしあなたが、機能性とファッション性の両方を求めるなら、このシューズは間違いなくあなたのバイクライフを豊かにしてくれるはずです。