「インカム戦国時代」に現れた次世代の刺客:ASMAX F1 PRO
バイク乗りにとって、インカムはもはや贅沢品ではなく“必需品”になった。ツーリング中の会話、ナビの音声、音楽の共有——それらを快適にこなすための通信機器は、今やライダーの相棒だ。
でも、ここ最近のインカム事情はちょっとした“戦国時代”。SENAやCARDOといった老舗ブランドが高性能モデルを次々と投入する中、価格は5万〜8万円と、財布に優しくない展開が続いていた。
そんな中、突如として現れたのが「ASMAX F1 PRO」。価格は約3万円台。しかも、メッシュ通信、音声操作、マグネットマウント、ノイズキャンセル、デュアルBluetoothチップ搭載と、まるで“全部入り”の定食のようなスペック。これはただの新製品ではない。もはや価格破壊の刺客だ。

- 「インカム戦国時代」に現れた次世代の刺客:ASMAX F1 PRO
- 実際の使用感から見えてきた、ASMAX F1 PROの光と影
- このインカム、何がそんなに面白いのか?
- まとめ:この価格でこの体験、ちょっとズルい
実際の使用感から見えてきた、ASMAX F1 PROの光と影
メリット:
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マグネットマウントの快適さ ヘルメットへの着脱が「パチッ」と一瞬。盗難防止にもなるし、充電も楽。これだけで日常のストレスが激減する。
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音声操作の精度と便利さ 「ハイ、マックス!」と話しかけるだけで操作可能。冬の厚手グローブでもボタン探し不要。安全性とスマートさが両立している。
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コストパフォーマンスの異常な高さ メッシュ通信や高音質スピーカーを備えながら、価格は有名ブランドの半額以下。グループで揃えるにも現実的。
デメリット:
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物理ボタンの耐久性にムラあり 「1ヶ月で壊れた」「ロック部が破損した」といった声も。個体差があるようで、品質管理には課題が残る。
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会話の頭切れ問題 ノイズキャンセルの仕様で、話し始めの0.数秒がカットされることがある。ファームウェア更新で改善されるが、初期状態では気になるかも。
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他社インカムとの接続は限定的 ユニバーサルペアリングは可能だが、一対一の接続に限られる。マスツーリングでの混合使用には不向き。
このインカム、何がそんなに面白いのか?
ASMAX F1 PROの魅力は、単なる「安くて高機能」では終わらない。むしろその“ギャップ”にこそ面白さがある。
まず、見た目が近未来的。X字のLEDインジケーターが光る様子は、まるでSF映画の通信機器。しかもアプリで色やパターンをカスタマイズできるという、ガジェット好きにはたまらない仕様。
そして、Bluetooth 5.3のデュアルチップによるマルチタスク通信。音楽を聴きながら会話できるのはもちろん、ナビ音声も同時に流せる。つまり「今どこ曲がるんだっけ?」と焦ることがない。これは地味に革命。
さらに、クラウドトークモードでは最大50人と距離無制限で繋がれるという、もはや“インカム”の枠を超えた存在。ツーリングというより、バイク版のオンライン会議ができてしまう。
でも、そんな万能感の中に、ちょっとした“クセ”もある。ボタンが壊れたり、音声が途切れたり。まるで、完璧な彼氏が実はちょっと天然だった…みたいな。そこがまた、愛着を生むのかもしれない。
まとめ:この価格でこの体験、ちょっとズルい
ASMAX F1 PROは、インカム界の“価格と性能の壁”をぶち破った存在だ。もちろん、完璧ではない。でも、3万円台でここまでの体験ができるなら、多少のクセはむしろ“味”になる。
高級ブランドのインカムが「安心と信頼の象徴」だとすれば、ASMAX F1 PROは「冒険と発見の相棒」。どちらを選ぶかは、ライダーのスタイル次第。
ただひとつ言えるのは——このインカム、使ってみるとちょっと楽しくなる。まるで、バイクにもうひとつのエンジンがついたみたいにね。🛵✨